開幕式でのテープカット様子
9月1日(土)、上海市の孫中山故居記念館において、学術交流会議「孫文?梅屋庄吉、二人をつないだ上海?長崎」の開幕式が盛大に行われた。
このイベントは、県が上海市人民対外友好協会、上海市孫中山宋慶齢文物管理委員会との共催により、孫中山故居記念館内に100㎡規模の特設展示場を設け、孫文と本県出身の実業家である梅屋庄吉の友情の証しを10月21日(日)まで3週間にわたり紹介するとともに、近代日中交流に長崎?上海間の航路と国際通信が重要な役割を果たしていたことを紹介しながら、長崎と上海の更なる交流促進、日中友好の願いを上海市民へ広く情報発信することを目的とするものである。
開幕式には関係者やマスコミなど総勢100名程度が集まった。中国人民政治協商会議上海市委員会の周漢民副主席、長崎県の石塚孝副知事、在上海日本国総領事館の泉裕泰総領事、梅屋庄吉の曾孫である小坂文乃氏が順に挨拶し、その後、県議会から出席した馬込彰議員等と共に、テープカットを行った。
このようなイベントを契機として、長崎と上海の更なる交流促進につながることを期待したい。