開業披露式で行われた本県産マグロ解体ショー
12月21日(土)、浙江省杭州市のホテルにおいて、長崎鮮魚の中国での輸入販売を手掛ける水産会社「浙江大洋世家股份有限公司」と三菱商事株式会社が共同出資した合弁会社「浙江大菱海洋食品有限公司」の開業披露式が盛大に開催された。
本県からは長崎魚市株式会社の吉田孝前代表取締役社長や呉永平総合企画部長、長崎市の岡田輝彦副市長、長崎県水産部の田添伸次長、弊所宮崎所長などが出席。式の冒頭では、長崎県中村法道知事の祝電も紹介された。
新会社関係では、浙江大洋世家の曽岳祥総経理や三菱商事の京谷裕農水産本部長、川上泰弘同副本部長等が出席。来賓として在上海日本国総領事館の丸山浩一首席領事、ジェトロ上海の三根伸太郎所長、浙江省海洋漁業局の彭佳学局長、中糧集団の鄔小蕙副総裁等も出席し、総勢330名を超える大規模なセレモニーとなった。
歓談が始まると、長崎県産の天然ブリや金目鯛、調味料が用いられた料理が振舞われるとともに、本県産マグロ(70㎏級)の解体ショーも行われるなど、長崎県産食材のブランドPRの場となった。
当日司会進行を務めた大洋世家高超部の曽波総経理は「今後も中国での長崎鮮魚の販路拡大、販売促進を目指す」「三菱商事と組んで、国内外のマーケット進出を加速させたい」としており、当事務所としても長崎鮮魚等のブランド推進に向け、各関係者と連携しながら積極的に対応したい。