?? 11月4日（月）～8日（金）、日中平和友好条約締結35周年と長崎県日中親善協議会設立40周年を記念し、長崎県訪問団が上海市及び北京市を訪問した。

?? 昨年から日中関係が困難な状況にあるが、今回の訪問は、こういう時期だからこそ、記念訪問団を派遣し、中国との更なる交流促進、相互理解の増進を図るという目的で実施されたものである。

???メ?ンバーは、団長の中村法道知事を始め、渡辺敏勝議長、県国際交流協会の高田勇会長夫妻、県商工会議所連合会の上田惠三会長、県観光連盟の野﨑元治会長、長崎華僑総会の兪雲登名誉会長、王國雄会長、県議会議員9名や長崎市と佐世保市の副市長で構成される知事団19名のほか、長崎県日中親善協議会団82名を加えた計101名。

?? 知事団は、北京市において中国の外交政策を統括する楊潔篪（ようけっち）国務委員、中日友好協会の唐家璇（とうかせん）会長などと相次いで会談。楊国務委員からは「長崎県が中日友好に大きな役割を果たしたことに感謝しており、今後とも中日友好に努めることを期待している」、唐会長からは「中日関係において、長崎県は重要なリーダーシップを発揮し、中心的な役割を果たしてきた。習近平指導部は今回の長崎県訪問団のことを承知している。」などの発言があった。

?? 今回の訪問では、他にも県主催レセプションの開催や、産業、交通、観光、文化、留学生等の分野での交流、意見交換を行った。中国とゆかりの深い本県は中国との交流を重視している。今後も本県と中国の更なる交流発展を期待したい。