中国語でPRする本県高校生
8月11日(日)、湖北省武漢市において、県と湖北省との共催により、青少年交流事業として初めての日中「孫文?梅屋庄吉」塾を開催、本県の高校生と湖北省武漢市の高校生が交流を深めた。
まず、8月10日(土)に、上海で中国語研修中の本県高校生17名が武漢市へ移動。洪山高級中学(※高級中学は日本の高校に相当)の生徒と日中高校生のペアをつくり、ペアの相手宅でホームステイ(1泊)を実施。そして、翌11日(日)の交流会(会場:辛亥革命博物館)において、ペアごとに練習した歌やクイズなどの出し物を中国語で披露した。
当事業に本県から参加した生徒達は、最初は慣れない国際交流に戸惑いながらも、全員が中国語による発表を無事に行い、交流会に集まった来場者から拍手喝采を受けていた。
また、交流会では、県文化振興課の園田幸四郎係長が「孫文と梅屋庄吉の友情に学ぶ」と題して講演を行い、長崎県と湖北省が関係する二人の友情の懸け橋の継承を熱く訴えた。
次代を担う青少年が直接交流する機会を設けることは、両国の発展にとっても、人材育成の観点からも大変意義深いと考える。弊所としては、中国での様々な取組を今後も積極的に推進していきたい。