上海中小企業九州視察団の集合写真
6月24(月)~28日(金)、上海地区の実業家、投資者及び貿易会社の総経理等からなる上海中小企業九州ビジネス視察団の一行42名は、当事務所の協力により、県内企業及び九州の視察を実施した。
本ビジネス視察団の主催者は上海市商務委員会の傘下にある上海外経貿出入境服務有限公司であり、所属会員企業に対し、海外との業務提携や交流、ビジネス視察などに関する業務を取り扱っている。今回のビジネス視察団は本県への視察団第一号として来県し、今後も長期的かつ定期的に実施する方針であるとともに、本県の環境産業、商業環境の視察を機に、本県企業とのビジネスマッチングを探るというものである。
ビジネス視察団の県内企業の視察においては、最先端技術である下水汚泥のゼロ?エミッション化の説明、プラントの見学など、参加者は皆大きな関心を示した。その後、視察団一行は県内及び九州の観光地を視察した。
これまで、本県は中国からの一般観光客や修学旅行客誘致などに取り組んでいるが、今後は、企業のビジネス視察、企業報奨旅行等の誘致活動にも力を入れる。当事務所としても、定期航空路「上海~長崎線利用促進助成制度」を活用するなど、交通部局とも連携しながら、引き続き、このビジネス視察団事業の実施に積極的に協力し、中国企業の本県視察および、本県企業とのマッチングが促進されるよう努めたい。