第22回長崎福建経済交流促進会議調印式
12月19日(月)から20日(火)にかけて、長崎市において「第22回長崎福建経済交流促進会議」が開催された。
本会議は、長崎県と福建省が1988年に設置して以来、毎年交互に開催されているもので、今回で22回目となる。友好県省締結30周年を来年に控え、本年度は福建省から向賢彪対外貿易経済合作庁副庁長を団長とする7人の代表団が長崎県を訪問した。
会議では、これまでの両県省間の経済貿易交流の実績を確認するとともに、投資?貿易の協力、環境関連産業?観光業?造船業などにおける産業の協力、医療?衛生の交流や文化の交流等、双方から提案があった議題について協議が行われた。
20日(火)午後の調印式では、上村昌博長崎県産業労働部長と向賢彪福建省対外貿易経済合作庁副庁長が、会議において合意した6分野11項目からなる備忘録に署名した。
特に、今回新たに、電気自動車の普及促進や企画展「孫文?梅屋庄吉と長崎」の展示に向けた交流事業などが追加され、上村産業労働部長は、「友好県省締結30周年に向けて具体的な形となるよう取り組みたい」と意欲を語った。