中国国際輸入博覧会で長崎鮮魚をはじめとする県産品をPR
ブースの様子

ブースの様子

 さる115日から10日まで、上海市の虹橋にある国家エキシビション・コンベンションセンターにて中国国際輸入博覧会が開催された。

 この博覧会は、中国政府が一帯一路政策の中でも重要視した初めての会議であり、国内外から習近平国家主席をはじめ、数多くのVIPが参加し、日本からは磯崎経済産業副大臣が参加した。

 長崎県からは、食品エリアに長崎県水産物輸出協議会や県貿易協会、県貿易公社など6つのブースを出展。ハイエンドエリアには佐世保市の宮本電機、日用品エリアには西海陶器が出展し、長崎県産品や企業技術の紹介を行った。

 なかでも、食品エリアのジェトロ日本ブースで最大規模の出展を行った本県の出品物については、大変注目度が高く、特に長崎鮮魚には多くの来場者が集まった。

 初日のVIP観覧の際には、磯崎大臣はじめ、香港の林貿易長官など、数多くのVIPが来訪し、当事務所により商品の説明を行った。また、8日のマグロ解体ショーについては、多くの来場者が本県ブースに集まることとなり、会期内のイベントでも最大級の集客力を見せた。

 同時に日本酒や壱岐焼酎、五島うどんなどもPRを行い、取引を行いたいバイヤーとの商談も多数行われたところである。

 日本や中国のメディアにも多数取り上げられ、高い注目を浴びたことから、長崎県の知名度アップにつながったと感じている。

 来年度もすでに同博覧会の開催が決定しており、中国国内の市場関係者からの関心も高まることが予想されている。来年度以降もこのような機会をとらえ、本県産品・技術PRを行い、実際の売上アップにつなげていくとともに、本県の存在感も強めてまいりたい。


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