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報道関係各位長崎県政府
2011年7月13日

    長崎県の鮮魚の中国への輸出が再開されて1ヶ月。長崎県政府は、中国の消費者に安全な長崎鮮魚を安心して食べていただくために、7月1日、長崎鮮魚を取り扱う中国飲食業の関係者を長崎県へ特別に招待し、長崎県を視察していただいた。
中国飲食業の業者達は長崎魚市場株式会社に訪問
中国飲食業の業者達は長崎魚市場株式会社に訪問

    中村法道長崎県知事、藤井健副知事、田中桂之助副知事、及び関係幹部が中国からの来賓に歓迎の意を表した。中村知事は次のように述べた。「長崎県と福島県は1000km以上も離れており、今回の災害の影響は全く受けていません。長崎県の食品は安全・安心です。中国の消費者の皆様、どうぞご安心ください。長崎県は今後も努力を続け、皆様に安全・安心な産品をお届けしてまいります」。今回のようにトップの顔ぶれが揃い対応することは非常に特別なもので、長崎県政府が今回の招待を重視し、長崎鮮魚の安全性に十分な自信を持っていることを表している。

中国駐長崎総領事館李文亮総領事は中国飲食業の業者達に会見
中国駐長崎総領事館李文亮総領事
は中国飲食業の業者達に会見
長崎県中村法道知事、藤井健副知事、田中桂之助は中国飲食業の業者達に会見
長崎県中村法道知事、藤井健副知事、田中桂之助
は中国飲食業の業者達に会見

    長崎鮮魚の貴重な点は、まさに「鮮」の字にあり、鮮度に対して非常に高い要求がなされる。長崎鮮魚の新鮮さの秘密を探るため、2日目の早朝、中国からの来賓一行は長崎魚市場を見学した。長崎の恵まれた自然条件により、全国的に有名な魚市場となった。社会経済の発展による消費者の需要に合わせて流通量が拡大し、1948年に長崎魚市株式会社が設立された。現在、長崎魚市場は地元産を取扱う水産卸市場としては日本最大であり、長崎魚市場が立地する長崎漁港は生産から流通加工をはじめ研究など多岐に亘る機能を有している。近年、長崎で獲れた鮮魚を日本全国とアジア地域へ輸出している。2005年には長崎魚市場は中国上海に向けて鮮魚の輸出を開始し、中国の消費者からも好評を得ている。

長崎魚市場
長崎魚市場
長崎魚市場の当日鮮魚販売
長崎魚市場の当日鮮魚販売

    中国の飲食業界関係者は、長崎魚市場に入るとすぐに目の前の慌ただしくも秩序立った光景に引きつけられていた。その日獲れた鮮魚は種類によって分けられ保冷箱に入ってすでに整然と並んでおり、保冷箱は氷と殺菌海水を使って鮮度を保っている。約20個の保冷箱が一列に並び、それが何列にも並ぶ様は壮観である。ここの魚はどれも良質な海で獲れたもので、色艶が鮮やかで肉質も良い。紹介によれば、ここで水揚げされる魚は約250種類。長崎魚市場の効率的な流通は、毎日新鮮な魚が水揚げされてスピーディーにこの場所に集められ、すぐに競りにかけられ市場に出回る流れを担っている。水揚げされた長崎の鮮魚は2日目には中国消費者の食卓に並ぶと言う。確かな安全・安心に、スピーディーで高効率な流通、そして輸送途中に使用する氷と殺菌海水も魚の鮮度を保つのに大きな役割を担う。中国からの来賓はこれほど新鮮な各種の魚を見て皆興奮を抑えきれず、「ここに来て“新鮮”の本当の意味を知った」と口々に話した。

長崎の鮮魚
長崎の鮮魚

    長崎鮮魚輸出再開後の中国への輸出状況について、長崎魚市株式会社総合企画部の呉永平部長は次のように紹介した。「現在、長崎の鮮魚は毎週2回上海に空輸されており、一度に大体500kgが輸送されています。現在、中国へ輸出している鮮魚の種類は、中国の消費者にも人気のマグロ、マアジ、真鯛などを含む12種類です。地震の前と比べると現在の輸出は半分に減っています。現在、長崎の鮮魚は主に日本料理店や高級スーパー向けに売られています。輸出の前には毎回、長崎県政府直属の環境保健研究センターで放射性物質の検査が慎重に行われており、これに基づき長崎県水産部が放射性物質検査証明及び原産地証明を発行しています。また、中国に入る前にも中国出入境検験検疫局による検疫検査を受けています。品種の豊富さは長崎鮮魚の大きな特徴です。県政府も予算増額を表明しており、検査効率を高め、1日も早く中国の消費者の皆様にもっと多くの種類の鮮魚を食べていただけるよう、私たちは多方面での努力を行っております」。

長崎鮮魚の検査手順
長崎鮮魚の検査手順

    今回の誘致を受け視察に訪れた中国飲食業界関係者は、有名日本料理店の経営者や料理人、長崎鮮魚の販売業者で、魚市場の視察後、長崎魚市株式会社関係者の招きに応じ、会見では個々の感想などを述べた。「長崎県の鮮魚輸出停止は、私たちにとっても影響が大きいです。これまでに、ほかの国の鮮魚を代わりに使ったこともありますが、鮮度と品質の点から言えば長崎鮮魚には及びません。現在、すでに輸出は再開されたものの、魚の種類は以前より減っています。需要に応えられるよう、1日も早く輸出鮮魚の種類が増えることを願っています」「新鮮な長崎鮮魚を使って最高の日本料理を作りたい」。日本側の仕事に対する厳しい精神と誠実な対応姿勢は中国からの来賓各位に深い印象を残した。
    続いて中国来賓一行は、長崎県のあい娘酒造合資会社とマルモ水産有限会社を見学した。長崎県の比類なき自然風景と、長崎人の自然に対する崇敬と合理的な開発利用は、中国飲食業界の来賓の長崎鮮魚に対する評価と、長崎鮮魚輸出のさらなる開放に対する期待を高めた。彼らは次のように話した。「今回、長崎県からの招待を受けて訪問しましたが、漁獲と流通過程を見て長崎の鮮魚に対する安心感が増し、それに長崎を好きになりました。長崎は静かで落ち着いていて、文化の息吹が満ちています。長崎の人は中国人にとても友好的だし、11月には長崎―上海間の航路も開通すると聞いています。これから長崎には度々来たいと思います」。
    これはまさに中国駐長崎総領事館の李文亮総領事が述べた「長崎は放射能漏れ事故があった福島から1000km以上離れており、地震と放射能の影響はまったく受けていません。風向や海流の面からも説明できます。長崎の鮮魚は安心して食べられます。長崎は地理的にも中国から近いだけでなく、歴史的に見ても中国との交流が悠久である。多くの方が長崎にお越しになられること歓迎すると共に散策していただき、長崎の郷土料理を味わい、日本文化を堪能していただきたい」ということである。
    情報によると、上海外灘(バンド)にある日本料理店「東京和食SUN with AQUA」が7月16日から長崎県産マグロのプロモーションを行う。マグロの展示販売に特別メニューの提供などが予定されており、このプロモーションは8月31日まで行われる。この期間中に、海鮮好きの消費者たちは、長崎県産のマグロの新鮮さと美味しさを噛みしめることだろう。
    長崎鮮魚の貴重さが「鮮」の字にあるなら、長崎県の貴さは「誠」の字にある。安全・安心な長崎の飲食と誠実な長崎人は、中国消費者の来訪と品評を歓迎する準備をすでに整えている。

中国お客様は長崎魚市場に視察1
中国お客様は長崎魚市場に視察1

    長崎県は日本の最西端に位置し、多くの島や半島など海岸線は複雑で変化に富んでおり、東シナ海や五島灘をはじめとする水産資源の豊富な漁場を有し、漁業生産額は日本全国で第2位に位置する水産県である。長崎県内には大小合わせて20の魚市場がある。県内で獲れた水産物は魚市場へ運ばれ、新鮮な状態で仕分けされ日本国内、及び中国や韓国などへと届けられる。魚市場は氷や殺菌海水などを使用し、衛生的な環境下で水産物を取り扱っている。水産資源の豊富な漁場では、一本釣りや延縄、定置網など多種多様な漁法で豊富な種類の魚介類を獲り、さらに安全・安心で良質な養殖業も行われている。
    長崎では多品種の魚類が市場に売られ、その種類は日本一とさえ言われる。中でも長崎周辺の海域と、中国と一衣帯水の東シナ海漁場で獲れるマアジ、クロマグロ、マサバ、タチウオ、マダイ、ブリ、イカなどは長崎を代表する魚類である。漁業生産とともに、資源の保護と管理も注意して行っている。
    クロマグロ、ブリ、ヒラマサ、マダイ、トラフグなどは長崎の代表的な養殖魚で、これらは良好な環境で育てられ、その成長や飼料、薬物使用などの記載履歴を詳細に確認できるようになっており、このようにして水産品の安全・安心に対する消費者の要望を満たしているのである。また、中国大陸や香港の消費者に人気のマハタ・クエなどの養殖技術開発も行っている。

中国お客様は長崎魚市場に視察2
中国お客様は長崎魚市場に視察2

    長崎県は積極的に海洋環境保護に取り組んでおり、水産資源の効果的な管理と利用で持続的利用が可能な新世紀の水産業づくりに尽力している。近年、長崎産の水産品は中国大陸や韓国、香港に輸出され、その鮮度の良さと質の高さで消費者の人気を受けている。
    長崎県は長崎魚市株式会社の中国側の信頼できる貿易パートナーをはじめ、各関係方面で交流や協力を行っている。長崎魚市株式会社は2008年2月に上海に長崎水産品の常設店舗(アンテナショップ)を設置している。これは、良質・新鮮・おいしい長崎の水産品を紹介する窓口であり、販売と流通のプラットフォームでもある。
    長崎県は長い間中国との友好関係の発展に熱心に取り組んでおり、中村知事は、長崎県知事に就任以来中国との友好交流関係を柱とするアジア・国際戦略を掲げています。今後、長崎県と中国とのさらなる交流関係に新たな成果があることを期待しております。



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